食品工場経営理念/回剣猫油断のかおりんの勉強
画像は20代後半頃、自分の嗅覚の修練も兼て入手した香りのサンプルの一部です。 実費で購入したものです。当時はヤフオクなんてありませんから、でも今はとっても安く手に入りますよね。
やはり香りは、ジャック・ゲランのつくった商品が良いです。凄いです。資生堂の「すずろ」とか、シャの「5」や「ココ」も大したものです。エッ!女性モノがオオイからオカマちゃん?
自分はオカマちゃんではないですよ!!(Sex対象は女性ですから)妄想しないでください。お願いします。パフィュームは女性ものの方が勉強になるんデスーッ!!
当時の勉強の仕方(誰も教えてくれないからネ〜)、最初は、アロマOILで単調な香りの覚え込み。次にいわゆる名香を数本サンプルとして入手して、頭の中で分析/同定しながら覚え込み。基本的なところが分りかけてきたら、対象物をドンドン増やして、記憶しながら同定の繰り返し。当時は、一度に(香りに個性のあるものなら)10種類ぐらい同定出来たかな。最近はやってないし、門松くぐってますから自信ないな〜。ドウカナァ〜。
要は鼻を使うという事を覚えるんです。目を開けてても、鼻からの情報を落ち着いて正確に分析出来る様に慣れれば良いのです。ヤレバ出来ます。(デキマシタ!) 仕舞には、同定対象を二つ比べて、原料に入ってるもの・いないものの判別までしてました。(実際には、極々微量には入っているのだろうけど。)
熱中してた頃は、フレグランス名を読んで、解釈して、香りを嗅いで、トップ〜ラストまで確認して、これをつくった人は、何を使って、何をイメージして、こんなトーン(香り)を想像しながらつくったのか〜。ナンテしてましたネ。(モウ ヘンタイデス!)
フレグランスは、とっても奥が深いです。良い物(高価なモノ)ほど複雑です。(グランド コンプリケーションです。)つくった方を尊敬します。 香りを付けるのは難しいですよ。ィャィャ粋に(おしゃれに)付けるのは難しいです。あなたは上手ですか? 下手な方はよくいます。上手な人って少ないです。それでも、たまに上手に付けている人に遭遇すると、あああぁ〜 香りって良いなあ〜 と思う今日この頃ですぅ〜。
ちなみに食品の調味にワ。フレグランスの香料/原料⇒食べものの香辛料は、×ですよ×ッ。豚の角煮にバラの香りは変だし、雪華肉にすずらんの香りはおかしいでしょう。あくまでも、ナツメグ、八角、バニラ、にんにく、生姜 、セロリ、タラゴン、レモン、シナモン、バジル、ローズマリー、etc
の食用として食べられる/食べなれている香辛料でないと、基本的におかしな食品になってしまいます。(例外もあるかもね〜)
香りに関しては女性の方が詳しいですが、嗅覚に関しては、本来生理のない男性の方が、ある意味鋭いのではないでしょうか。(訓練すればの話マデ。) でも、味覚/嗅覚の神経系の発育盛りのお子ちゃまには敵いません。多分。
こういうクダラナイ話ワ、キリがないので終わりにします。(ヘンタイ君にお付き合いくださり、ありがとうございました。恥ずかしいから内緒でお願いします。)
2006/6/24 |
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